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スタッフブログ 社長が現場で日々思う事

栗やサツマイモが美味しくなり、朝晩の空気の冷たさを感じ、季節の変化を感じています。
この前TVのニュースで「三蜜を避けるために、窓を開けて換気しましょう」「寒い空気は新鮮な空気なので我慢しましょう」という事を言っていました。
私個人としては「えっ?それって・・・どうなの?」と思い、考えて調べてみましたので、今回の社長が現場で日々思う事は、大澤が書かせて頂きます。

まず、家の換気は足らないの?という所を調べました。
厚生労働省から『「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法』という物を見つけました。
ここに、「ビル管理法をクリアしていれば必要換気量(1人あたり毎時30㎥)を満たすことになり、「換気の悪い空間」には当てはまらない。」とあります。

ビル、住宅などでは24時間換気しなくてはいけないというルールがあります。(平成15年に法律が出来ました)
必要な換気量を計算し、換気ルートも考え、機械で換気します。それは、呼吸による二酸化炭素や、家具や建材の化学物質を部屋にため込まない様にする為です。

これをクリアしていれば、更に換気しなくても安全とは言い切れませんが、一つの基準になります。

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/smph/tamakodaira/kankyou/kentikubutunoeisei/kankihouhou.html

住宅では、1時間で家の空気を半分(=0.5回)入れ替えなければいけません。
これを計算すると・・・

30坪の住宅(一般的に売られている家の大きさ)だと、
30坪≒床面積100㎡≒体積240㎥ となります。
1時間で半分なので、120㎥以上換気しています。
ちょっと広い40坪の住宅では159㎥以上換気しなくてはいけない計算になります。

先程のビル管理法の1人30㎥の換気量というのとを照らし合わせると、30坪の住宅では4人までは「換気の悪い空間」にはなりません。
40坪の住宅では5人までは「換気の悪い空間」になりません。
窓を開ける前に、この家の大きさと人数を確認するのも大事ではないでしょうか?
そして、この換気の機械にはフィルターが付いているはずです。このフィルターの掃除も気にしなくてはいけません。メーカーや機種により期間が違いますが、2カ月に1回程度は掃除した方が良いかと思います。
お風呂やキッチン以外の場所で、換気扇にスイッチがある場合、それを切っていませんか?吸気口がある場合、フタしていませんか?

24時間換気でも足らない場合は、窓を開けるのが一つの方法です。
窓を開ける時は1部屋で2カ所窓を開けましょう。出来れば部屋の対角線で開けられれば良いです。1カ所しか窓が無い場合は、ドアを開け、家を繋がった一部屋にするイメージで窓開けをしてください。
窓の開け閉めで換気するという事は、外の風の強さや室内との温度差で影響が大きく出ます。
なので、風が弱い時にちゃんと換気したい場合は、キッチンの換気扇を強運転して一番遠い窓を開けると、空気が流れます。
キッチン換気扇は、強運転で1時間400~500㎥のパワーがあります。
お風呂の換気扇は1時間で80㎥程度でした。
※メーカーや種類によっても変わります。
それを計算すると、部屋の半分の空気量の換気時間が下の表になりました。

風のない日、短時間でちゃんと換気したい時などは、このような方法も参考にしてください。

換気してきれいな空気を家の中に入れるのは良い事なのですが、換気し過ぎると良くない事も起こります。
それはこれからの季節、冬に起こります。
換気の機械には「熱交換」が出来るものもあり、冬であれば外の寒い空気を家の中の暖かい空気で温めてから中に入れます。
その熱交換が付いていない機械による換気、窓開け換気に関しては外の空気をそのまま入れています。
という事は、窓開け換気をすると、寒く乾燥した空気が大量に入ってくるという事です。

部屋が寒く乾燥するとどういう事が起きるかというと…
・乾燥するとウイルスが活性化する
・乾燥により、喉の線毛運動の働きが弱まり、体内にウイルスが入りやすい
・アレルギー性鼻炎、アトピー、高血圧、関節炎、糖尿病などに影響
・心臓への負担が大きくなる
・乾燥はお肌の敵
・寒くなった空気を暖める為、光熱費が掛かる
等が起こります。
コロナ対策で窓開けて、風邪をひくなどない様にしてください…。

左の転居前が寒い家、右の転居後が暖かい家に住んでいる人です。

なので、まずご自分の家の大きさと人数で「換気の悪い空間」なのか確認する事。
吸気口のフィルターの掃除、メーカーによってはフィルター交換をする。
集まった人数などにより、必要に応じて窓を開ける。その時は1部屋2カ所。又はドアを開け大きな部屋として考えて、空気の流れをつくってあげる。
風のない日はキッチンの換気扇などを使い、そこから遠い窓を1カ所開けて換気する。
換気に関しては、こういう考え方でいいのではないでしょうか。

そして、これからの季節は部屋を暖かくし、適度な加湿をする。20~22℃、50%程度が良いです。
栄養バランスの良い食事をとり、充分な睡眠をとる。そして、家族や友人と楽しく笑って過ごす。
という事も大事にして、このコロナ禍を乗り切っていきましょう。

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