高性能住宅(高気密・高断熱)という住宅に何か基準はありますか?
現在は高性能住宅をアピールする施工業者が増えていますが、不思議な事にこの高性能住宅の明確な基準というものは何もありません・・・ 例えば 営業トークとして「弊社は全棟高性能住宅です」と言ってしまえば その会社は高性能 住宅が施工出来るという事になります。
しかし 住宅の高性能化は「何の為にするのか?」という そもそもの思いは お客様、そのご家族が今後その家で心身共に快適な住生活を送る為・・・ その結果 環境問題にも貢献出来るメリットもあります。
これを営業トークの一部として、お客様にアピールするのではなく、ここ埼玉でこれから家を建てようとしている方々に対して、気候・風土も踏まえながら快適に暮らす(心も体もお財布も・・・)にはどの性能が費用対効果に優れているかを計算し、提案する事が施工業者の仕事です。
三幸住宅としても高性能住宅が標準になっていますが、私達が思う「高性能住宅」と言って良いレベルの家の(地元 埼玉の場合)最低基準は UA値 0.46 w/㎡・k 以下 Q値 1.2~1.4 w/㎡・k 以下 C値 (竣工時)0.5 ㎠/㎡ 以下 程度だと思います。 高性能住宅には これ以外にも たくさんの計算をしなければいけない項目がありますが、目にする事の多い数値なので今回は3つの基準をお話ししました。
ちなみに超高性能住宅となると(埼玉レベルで)
UA値 0.34w/㎡・k 以下
Q値 1.1~1.2w/㎡・k 以下
C値 (竣工時)0.3㎠/㎡ 以下
程度ぐらいかな・・・と 考えられます。
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